10回目の #JP_Stripes サッポロは、オンライン決済の裏側をより深く知ることができたイベントでした

東京の次にJP_Stripesを開催している回数の多い都市は、実は3つあります。1つは大阪、もう1つは福岡、そして最後がサッポロです。今回はJP_Stripesサッポロの記念すべき10回目イベントに参加&登壇してきました。

オンラインメディアの新しいマネタイズ手法としてのcodoc

事例セッションでは、codoc(コードク)代表の石川さんから、コンテンツ販売のプラットフォーム構築について紹介いただきました。読者・ライター・プラットフォームの3者が登場するモデルですので、登場するのはもちろんStripe Connectです。

「無料でアカウント作成できる」ということと、「広告以外のマネタイズモデルが使えるようになる」という部分が個人的にもすごく気になったので、アカウントを作成してみました。いざダッシュボードに入ってみると、1記事ごとの売り切りだけでなくサブスクリプションやサポート販売などにも対応されており、ライターごとにやりやすいマネタイズ方法を選んでいくことができそうです。

決済だけでなくサブスクリプションも対応されているため、Stripeの製品はPaymentに加えてBillingもご利用いただいています。コンビニ決済を使われているのもなかなかアツいですね。

追加部分では、不正利用対策サービスを使った3DS対応や有償サポートの体験についてもお話しいただきました。どちらも事例としてコミュニティで紹介があるのはかなり貴重な印象ですが、使いこなすと取りこぼしている売上を逃さない仕組み・体制づくりなどができるのではないかと思います。

有償サポートチームからもセッションが

そして今回のイベントでは、これまであまりコミュニティで登壇することのなかった有償サポートチームの中の人にもお話いただけました。ここではStripe Tour Tokyo 2024で登壇された不正利用対策や3DSについてDeep Diveしていくお話しをでした。

クレジットカード番号の盗難だけでなく、盗難したカード番号が有効かどうかをテストするカードテスティング攻撃や、本人が決済した支払いなのにそれを忘れて不正利用と申立されるフレンドリー詐欺など、不正利用の種類がいろいろあることの紹介もあり、オンライン決済を提供する上で売上をロスする可能性はいたる所に転がっているんだなと感じました。

サッポロ・北海道での事例はまだまだ!

今回紹介いただいたcodocや昨年ご登壇いただいた石狩市、そして札幌でStripeと言えばのHTBと、北海道にはStripeを利用いただいている事例が数多くあります。

このほかにも当日別件で参加できなかった方が携わられた事例や、当日の懇親会周りの手配をしてくださった方がお話しされていたPayment Linksのリンクを40個近く作成された事例など、まだまだ「そんなビジネス・請求フローができるんだ!?」と驚き・発見につながる事例が多い地域に感じました。

他のコミュニティとの掛け持ちや、冬季は公共交通機関が停まりやすくなるなどの部分はあると思いますが、これからも大阪・福岡・サッポロがStripeやオンライン決済・請求管理の効率化のようなテーマで集まれる地域として続いてくれると嬉しいなと思います。

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